結婚・出産。ライフステージが変わっても仕事をし続けたい。
10年のスキルを活かしフリーランスに。

	vol. 8草野 晃子さん　Akiko Kusano Webクリエイター Webメディア運営・制作会社にて10年間働いたあと、フリーランスに転身。 企画から実制作、編集・ライティングまで幅広く仕事を請け負っている。

クリエイティブでおもしろそうな仕事を求め、Web業界へ

音楽系の短大を卒業してすぐは、就職せず、ライブ活動やアルバイトをしながら過ごしていました。
Web業界に入ったのは24歳のとき。将来を考え、そろそろきちんと就職しなきゃと思いはじめました。
そんなとき、たまたま手にしたクリエイティブ系の雑誌に掲載されていた求人募集がきっかけで、
教育や仕事、暮らしなどをテーマにしたWebメディアを運営する会社に就職しました。
もともと、作詞や作曲づくりに励み、なにかをつくることが好きだったので、
ジャンル問わず“クリエイティブでおもしろそうな仕事をしたい”と思っていました。
しかし、Webに関してはまったく知識のない状態。
クリエイティブなイメージとは裏腹に、入社当初は、データ管理や記事校正など事務的な業務ばかりでした。
少しずつ制作の仕事を任されはじめたあるとき、自社サイトリニューアルの話が持ち上がり、
ディレクションを担当することに。
はじめての大仕事に胸が高ぶると同時に、会社の期待に100%の力で応えたい気持ちでした。
プロジェクトを進めるなかで、技術的な壁にぶちあたると、調べたり聞いたりしてひとつひとつ解決してきました。
自社サイト公開後は、各種制作物のディレクションやWebメディアの原稿作成など
クリエイティブワークに注力してきました。
自分の力で解決策を探す努力してきたので、いま困ったことがあっても、
自分でなんとかしようとする前向きな行動につながっていますね。

夫の独立をきっかけに、フリーランスに

Web業界はスキルアップを求めて転職するひとが
多いと聞きますが、わたしの場合は、約10年間この会社一本で働いていました。
新しいことの習得が次の仕事につながり、可能性が広がっていく連鎖がおもしろかったのと、つねに成長が求められる
環境だったのでやりがいを感じていました。
このように長い間働いてきましたが、ハウスクリーニング・ビルメンテナンス業界で仕事をしている夫の独立を支えたかったのと、近い将来は子どもを産みたいと思っていたので、
時間の融通が利くフリーランスに転身を決めました。
最初はフリーランスで生計をたてていけるか不安でしたが、
ありがたいことに前職から案件をいただくケースが多く、フリーランスの仕事はすぐに軌道にのりました。
この働き方は、自分には合っていると思います。
時間に縛りがないのは大きなメリットですが、もうひとつ気づいたのは”ひと付き合い”ですかね。
会社員時代の人間関係は、あまりトラブルはなく良好なほうだったと思いますが、
わたしの性格上、ずっとひとといると疲れてしまうことも多くて。
フリーランスになってみて、仕事のひと付き合いも自分で選択できるのがとても楽で
ストレスを感じることなく過ごせています。

出産後も変わらず在宅で仕事をしています

HWCに登録したきっかけは、登録していた人材派遣会社ウェブスタッフのキャリアコンサルタントの紹介でした。
営業活動する時間が確保しづらいので、営業代行サービスにメリットを感じ登録しました。
ランディングや特集ページ制作など自分のスキルや経験に見合った案件をいろいろ紹介いただきました。
そのなかで特にやりがいがあるのは、某大手代理店会社のタイアップ広告制作。
取材から編集、ライティング、構成、デザイン、コーディング・・・　ヒアリングからプランニング、実制作まで
一式の業務を担当しています。
まさに前職でのスキルが活かされる仕事で、いまは継続的に仕事をいただいています。
前職つながりの仕事だけでなく、新しい仕事の開拓がいろいろできるのは、HWCの力が大きいと思います。
いまは出産して育児中ですが、すぐに復帰して以前と変わらず在宅で仕事をしています。
今後、育児中の女性向けのサービスが充実していくといいなと思っています。

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